絵画工房「第二回お気に入り展」!

 また伸びた。f:id:minkkobo:20190623202916j:plain

 大雨が降ると予報を聞いたので、昼ご飯を食べてすぐに散髪にいった。

 日曜日だから相当待たないといけないと覚悟して行ったら、誰もいなかった。

 店主は食事中で奥さんがいたが、孫と遊んでた。

 孫はいるけど二人とも俺より少しだけ若い・・・暇な床屋である。

 腕は確かで、俺の男前が一段とアップした!

 ・・・冗談はさておいて。 

 第一回のお気に入り展が好評だったので、一昨日やったばかりなのに、ご要望にお応えして第二回を開催してしまいます。

(誰もやってくれとは言っていないけど、こういう書き出しのほうが初めて見た人は「オオッ!!」となるかも知れないでしょ、我ながら小賢しいとは思うけど。)

 第一回は、沢山出展しても眠くなるか飽きるかだと見越して10作品だったので、今回も同様に10作品を連番でナンバー11から20までどうぞ。

 

11.「天使」(油彩 F-12号ボールドキャンバス:約60㎝×50㎝)
 この絵も顔は有名な絵を真似て(下手だけど)羽根を付けた。
 この下手さ加減と漫画っぽさで無機質な感じになっているところがお気に入り。

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12.「流れる」(油彩 F-15号キャンバス:約65㎝×53㎝)
 この時期、日本画を見て波を線で無性に描きたくなって幾つか描いたうちの一つ。
 波の線を描くのが面白くて楽しかった。

 恰好を付けて金色を入れて蒔絵風にした(つもり)。

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13.「少女」(油彩 F-4号キャンバス:約33㎝×24㎝)
 これは、何も見ないで描いたもの。
 だから、纏まらないのでこの状態で放置中。
 久しぶりに見ると良いかも・・・と思っているところ。

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14.「大天使」(油彩 SM号キャンバス:約23㎝×16㎝)
 2008年2月のプレイボーイ誌に掲載された「キーラ・ナイトレイ」の写真を見て、何故か大天使ガブリエル風にしたくなり、ユリを持たせて羽根を付けて光輪を描いた。
 「受胎告知」をイメージしたけど理解してもらえないよねきっと。

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15.「無題」(油彩 F-15号キャンバス:約65㎝×53㎝)
 ブックオフで見つけた深田恭子さんの写真集「プール」(撮影:徳永彩)の中の一枚を描いたもので初版が1998年だから21年前の深田さん。
 ただ、モノクロだったので色を付けたけど、結構似ていないのが良かった?

 下地を加工してから描くのにはまっていたころで、このモチーフも好きでいくつか描いた。f:id:minkkobo:20190619214944j:plain


16.「アリス」(油彩 F-15号キャンバス:65㎝×53㎝)
 沢渡朔さんの写真集「少女アリス」の顔のアップを描いたもので、神田の古本屋さんで見つけて買ったもの。
 この顔がいかにもアリスっぽくて好きで描いたものの、周囲が決まらずあれこれしているが、今はこの状態ではなく顔以外の部分はブルーで塗りつぶしてしまった。
 空を描こうと思っているのだが、どんな空にするか決め切らない俺がいる。f:id:minkkobo:20190619214921j:plain


17.「無題」(油彩 F-12号キャンバス:約50㎝×61㎝)
 勝手にイメージで描いた絵。
 波も書きたかったのでチャレンジしたけど・・・おっぱいのバランス何かおかしいって、こんなの無いよね絶対!
 でも修正はしない・・・これで完成。 

 しかし、なんでこう無機質になるんだろうか?狙っているわけではないが腑に落ちない。
 昔から俺の「腑に落ちない」ところは変わっていないようだ。f:id:minkkobo:20190619214936j:plain

 

18.「オレンジ」(油彩 F-15号キャンバス:約65㎝×53㎝)
 前にも載せたけど、SNSにあった画像を真似たもの。
 今でも元が絵なのか写真なのか分かっていない。
 しかし、額はオリジナルだぜ!

 だからどうした!

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19.「ダグ・ハイド」(油彩 キャンバス:約72㎝×26㎝)
 これは完全にパロッた。
 「ダグ・ハイド」さんの作品のまん丸?を真似して描いた。
 ダグさんの絵はパステルで描いていて、もっと柔らかくて優しい素敵な絵でこんなのは描かない。
 俺のは、パクった感が半端ではないけど、可愛いくて間抜けそうだからOK!

 (にはならと思うけど個人で楽しんでいるだけだから許して。)

 額も結構工夫したんだ ぜっ!

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20.「無題」(油彩 F-15号キャンバス:約53㎝×65㎝)
 今日の最後は、完全オリジナル・・・だからしっかりと「おかしい!」。
 何でもいいから描きたい衝動に駆られて勢いで一気にできたもの。

 誰?と聞かれても知らない。
 額は、ジャクソン・ポロック風(あくまでも気持ちだけ)にした。

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 ということで「第2回お気に入り展」はいかがでしたか?

 この、纏まり感の無さが「ミンク絵画工房」の特徴なのです。

 それに6/10が女性って、俺も若かった! 

 この後、嫌と言ってもまだまだ「お気に入り展」は続けますよ。

 これから更に「纏まりのなさ感」や「ポリシーの無さ感」は増幅していくことでしょう。

 その代わり、「なんでもあり感」が徐々に分かっていただけることに期待します。

 では、雨に打たれながら今日はここまで。