フランスには行ったことがないから本物は見たことがない。
2年前にプラモデルのブログを手あたり次第に見ていたら、移動販売車(モバイルキッチンとかキッチンカーのことで関西では移動販売車ということが多いらしい)をスクラッチ(プラモデルの場合には、手作りするという意味。全てを手作りする場合は「フルスクラッチ」と言っているよう)しているのを見て俺も作りたいと思った。
ベースになるものを探したら、エブロ(プラデルの聖地静岡にあるメーカー)から「Citroen H van」が出ていたのでさっそく購入した。
箱を開けたら、「難しい!」がいっぱい頭の中を駆け巡ったのでソッとふたをした。
それから数カ月したら、同じメーカーからモバイルキッチン仕様が出るとのことで
急いで予約した。
シトロエンHバンが図らずも(図ったかも?)2台になったので、2台並べたい!!
となった。そうすると単純な発想しかない俺はフランスの街角にある風景をジオラマにしようとしか考えつかなかった。
途中経過で、左がモバイルキッチン仕様、右が最初に買った貨物運搬車仕様で、実際にある画像をもとにスクラッチしたもので若干造りが違っている。
出来上がりがこれだけど、写真が下手なので・・・。
最初はフランスのモンマルトル辺りにある(思いっきりの知ったかぶり)移動販売車ということで作っていたが、それだけでは面白くないと思い始めた頃、マスターボックスから「宇宙の果ての奇妙な仲間シリーズ」が発売されるとのことで、スケール(大きさ、縮尺度)が同じ1/24だったので乗っけてみたら面白くなるのではと予約した。
ベースを作って小物を置いて、配置してみた。
これは結構楽しい!!
ダイドードリンコのおまけのルパン一家を加えた。
モバイルキッチンは、移動型のキッチンということで移動販売車、普通にモバイルは携帯電話ということなので、「モバイル」繋がりでジオラマの設定は『モバイルゲームで覗いたモバイルキッチンのある世界』にしてみたらと考え、携帯電話をのぞき込んで歩いている女性フィギアを真ん中に置いて、クレヨンしんちゃんとミニオンも参加、ありえない世界なのでなんでもありにしたらメチャ楽しい工作になった。
ただ、これを見てそのコンセプトを理解してくれる人はいないと思うけれど。
やってて楽しかったから二重丸!!
こんなデタラメが可能になったのもプラモの醍醐味だ。
プラモデルってほんまに面白い!!
エブロさんの「シトロエンHバン・モバイルキッチン」は評判が良かっのか今はどこにも売っていないようで、通販サイトで17,680円やて・・・定価は6,912円。
こんなプレミア価格って作りたい人には酷な話で少し悲しい。
作っていてすごく楽しいプラモデルの1つなので、俺が言う筋合いではないけれど、エブロさんプラモ愛好者のために何とかならないものでしょうか?
ミンク工房・プラモデル部門の話、今日はここまで。