ここのところ雷を前触れに夕立と言うかスコールのような排水出来ないほどの土砂降りが毎日あって、降ったかと思うとすぐに何もなかったような夕焼けが現れる。
こんなとんでもない雨も、実害が無ければ大好きだ。
そんな土砂降りを眺めながら(景色がほとんど見えないほどの雨ですが)ふと本が読みたくなってネットで注文した。
今日届いた。
「老いて如何に生きて行く!」的なこの2冊。
これで、同じような本(エッセイ集)が3冊になった。
右の「あと千回の晩飯」は愛読書である。
どうも老いという現象を斜交いから覗いているひねくれた?ものの見方や考え方が大好きなようである。
山田風太郎さんがこの本描き始めたのが(エッセイを連載しはじめたのが)72歳ということなのでほとんど今の俺と変わらない。
買った時の俺は50前だったから面白いと思ったけど、ボチボチ当てはまる出来事が起こり始めるだろう・・・笑い事ではなくなった。
今回買ったのは90歳になった佐藤愛子さんと五木寛之さんのエッセイである。
生きていれば、これぐらいの気力が欲しいと思って買った。
「あと千回の晩飯」は、『いろいろな兆候から、晩飯を食うのもあと千回くらいなものだろうと思う。』という『遠雷の音』から始まる。
こんな考え方がなんか好きだ!
「九十歳。何がめでたい」も「うらやましいボケかた」も、このフレーズだけでもう面白い。
まだ二冊とも読んでいないけれど、こんな文豪の方々が老いを蹴っ飛ばしながらどう立ち向かっていくのか、立ち向かわないのか?これから楽しみながら読みたいと思っている今日この頃なのです。
ちなみに、佐藤愛子さんは現在99歳でお元気。
次に買うのは「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」かも・・・。
70歳・・・まだまだ若造かも!
・・・そんなことは無いと思うが、それはそれとして放ったらかしにしているアトムはこんな感じでまとめようかと・・・こっちは少しだけ答えが見えたかも・・・?