先月２９日に「志村けん」さんが新型コロナに感染し亡くなった。
それから毎日ニュースで見たけど、今日は随分少なくなってきた。
世の中の流れというかメディアの視点切り替えの速さに驚くものの、俺の中ではまだ
「こんなことが起こるの？」という嫌な感覚は消えてくれない。
衝撃的なことは突然起こるものだと思うと同時に、今回のコロナの恐ろしさは尋常ではないと今更ながら認識を改めた。
甘く見ていたわけではないが、身近なところに影響は無かったからどこか他人事だった。
こんなことを今頃になってブログに書いているのもおかしいけど、何故だか今日までどうしても書くことができなかった。
志村さんを良く知ってるわけではないし、当然面識なんかないけど年齢は俺が３歳年下になるので身近に感じていた芸能人の一人だ。
俺だけでなく日本の多くの方は、となりのおじさんが突然亡くなったという感じでいるだろうと思うし、知っている人なら身内が亡くなったような思いだろう。
生まれて来て、生きるということは素晴らしいけどその間には残酷なことが起こる。
「阪神淡路大震災」「東日本大震災」や毎年来る台風の被害と水害などの天災。
事故、事件、犯罪等の人災も含め日々起こっている。
それをかいくぐっても、最後は死に至るのが生まれてきたものの定めだろう。
だからということでもないが、俺なりに「しっかりと毎日を過ごさないと損をする」と思い続けてきたものの、しっかりと過ごせているかどうか？
比較にもならないが志村さんは自分の持てるものをその時々に最大限発揮し、しっかりと生きてきた人だと思う。
毎回書いているが俺にできることは本当に何もない。
俺が生きている目的も特にない思う。
だけど、今を大事に生きるということだけは俺なり頑張ってみたい。
この「ミンク工房」の活動を続けているのは、楽しくて好きだからなのだが俺が生きている証拠を残したいから何かを作っているのかも知れないと思う時がある、俺が生きていた時に作ったものが死んでからもこの世の中に残れば、俺は見られないけど楽しいかも？と妄想する。
物でも、形のない思想でも、主義主張でも個人によって残したいものは違うだろうが、何かを残したい思いはみなあるんじゃないだろうか。
それともう一つは、せっかく命を貰ったんだから素敵なこともしたいし役に立つこともしたいが簡単にできるわけではないので、せめて、俺の周りの人たちを悲しませたり嫌な思いはだけはさせないでおきたい。
そのうえで、今日の一日が楽しかったら最高。
贅沢を言うならもう少し俺に芸術的才能があって、思い通りのものが生み出せたら言うことないだろうな～・・・それが誰かに感動とか与えられたら・・・きっと楽しいだろうな～・・・と。
まあ、絶対無理なんだけど妄想するくらいは良いだろう。
どうせ、コロナに罹る時はかかるだろうし、罹らないほうが稀かも知れないのなら、罹ることを心配しているのは絶対に損だと思う。
そんな心配をするのなら、明日何をしようか考える方が楽しい。
ホントにあっという間の人生だから、目一杯楽しまないと損をするぞ！！
ということで、アマゾンで今日注文した本がこれ。
早く来ないかな～。
