ウダウダ言うな!俺!

 バンダイのメカコレクションシリーズ「ドラゴンボール」を一気に作った。

 1つワンコイン程度で買える優れものだと思う。

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 可愛いので、手軽に買えるおなじみダイソーのケースにまとめて収納した。

 8個もあって一緒にしにくかったので飾り段のあるケースに、飛行系は雰囲気と空間の有効活用も兼ねてタミヤの「3㎜透明のプラパイプ」で持ち上げた。

 作ってて楽しいシリーズだった。

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 7個しか買っていないのに、8個あるのはバンダイさんと鳥山さんの遊び心だと思うけれどそれぞれにおまけが入っていて、7つ揃うと戦闘機が出来上がる仕掛け。

 ワクワクして面白いし、得した気分にさせるところの演出は心憎い!

 ここまで楽しいものを作ってくれているのに、写真では分かりにくいかも知れないが製作過程に問題があって粗が散見されるのだ。

 自分では結構手先は器用だと思ってきたけれど、こんな小さなプラモデルを作ってみて全然器用でないことが塗装するときの筆使いや、細かいものの接着などで証明されたのは悲しい・・・老眼のせい(もっと悲しい)も絶対にある。
 顕微鏡や拡大鏡で細かい作業をしているモデラーさんがいると書かれた記事を見る。
 確かに、そこまでして完璧を求めたい気持ちは十分理解できる。
 ただ、そこまでの執着心が俺には欠如しているというか、そこまでこだわるほどの信念や覚悟を持たないという「アマチュア魂」がある。
 「ぶらぶら美術・博物館」と言うTV番組で紹介された、千葉市緑区昭和の森に隣接した「ホキ美術館」の写実絵画を見たときは鳥肌が立った。
    *ホキ美術館ホームページ「https://www.hoki-museum.jp/
 全く写真としか思えない絵画に驚くのは当然だけれど、それが美術館として成立するほど沢山の作家さんがいることにも衝撃を受けた。
 昔から、人は本物そっくりに憧れるようで、俺もその一人。
 「超絶技巧」なる造語があり、凄いことを表す言葉でピアノ、バイオリン奏者などにも使われるが、美術の世界では象牙彫刻の安藤碌山や陶芸の宮川香山などは人間業とは思えないものを作りだす。
 現代においては、前述の写実絵画も凄いが、他にも造形作家さんの作り出す人形や恐竜、ジオラマ、金魚アート作家の深堀隆介さんのように独自の世界観を持っ作家さんもいるし、野口哲哉さんの武者人形や山口晃さんも素晴らしいと思うし、普通に売っている食品サンプルも完全に芸術だと思う。

「車模型工房アトリエ243」(http://blog.livedoor.jp/atelier243/)と言うブログを楽しみながら見せてもらっているが、1/43スケールの車をリメイクするんだけど、車体以外は手作りする技術を持っていて、車体もスクラッチできるだろうと想像できる。
 技術も超絶だが、それ以上にこだわりが凄い!これが職人だ!!と思う。
 真似するとかのレベルじゃないわ、本物はやっぱ凄いと感心するしかない。
 他にも、素晴らしい作品を作っておられる方々の才能に触れるたびに敬服する。
 それでも俺が知って目にするのはほんの一部で、絵や音楽以外にもスポーツや文学、商売や政治、物理学や数学、ロボット工学、ITなどあらゆる分野においてもすごい人たちがいるし、才能に恵まれながらも日々の生活に追われている方たち、また、政情不安でそれどころではないとか考えればきりがない。
 下ネタ?は好きではないが、昔はダッチワイフと呼ばれていた人形のことを今はラブドールと呼んで、質感までも追及しこれを傍において生活することを生きがいにしている人たちまでいる。
 ここまでくると芸術と道具?の境界が分からなくなるし事実無いのかも知れない。

 あまりにも凄いものや人たちを見ると一瞬萎えてしまうものの、徐々にそれ以上のパワーをもらえる気がする。
 俺も昨年の闘病生活で限りある時間をどう使うかと真剣に考えた。
 世のため人のために使うほど人間ができていないので、大半を自分のために使うことにして趣味を満喫することにした。
 安易だし信念も無いから俺らしいと思うので「可」。
 今のところ、細密画や写実絵画までいけない油絵や塗り分けが中途半端なドラゴンボール、どこか腑に落ちない戦車模型が出来上がる。
 今回は写真が少ないので、いまだに写真なのか写実絵画なのか分からない作家さん?の作品を見て油彩で描いたもので大きさはどちらも「F15」(653㎜×530㎜)。

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 どこか腑に落ちない作品ばかりだけれど、そんな中で一つでも満足できる作品を作ることができればと遅まきながら精進したいと思っているところ。
 と言っても、精進の仕方が具体的に分かっていないのも俺らしいかも。
 ただ、腑に落ちないところが俺の今のオリジナルかも知れないと思うようになったのはあきらめなんだろうか?
 いずれにしても面白いからやめられない。
 何かを作ることは理屈無く楽しい。
 さらに自己満足の高みを目指して「趣味道」を貫くために、そして腑に落ちない作品をいっぱい作るために「工房活動」に全力で取組んで行こう。
 そのために始めたブログでもある。
 ただ、現実問題として作品置き場にスペース制約があるので、兼ね合いを考えなくてはいけないのが最大の課題かも知れない。
 それにアマチュア魂も貫きたいが「拡大鏡」も欲しいな~すごくデッカク見える奴。
 と、うだうだ面白くもないことを並べてしまったので、今日はここまで。